スティールダーツ備忘録

PDCの事やダーツの練習法について発信します。

プレミアリーグ Night3 スネークバイト地元で初勝利となるか

今日は日本時間の2/17の4:00頃からスコットランドグラスゴーで開催される、プレミアリーグのナイト3の予想をしていこうと思います。

プレミアリーグの詳細については下記の記事に書いてあるのでご覧ください。

 

dartsroadtopdc.hatenablog.com

ナイト2はウェールズで開催され、地元のスターGerwyn Priceが初優勝を飾りました。

ナイト2の詳細な結果については下記の記事に書いてあるのでご覧ください。

 

dartsroadtopdc.hatenablog.com

概要

今回はPeter Wrightの出身のスコットランドで開催され、1回戦ではDimitriと対戦します。Wrightはプレミアリーグではまだ1勝もしておらず、いいスタートダッシュを切れていません。Wrightはインタビューで"グラスゴー(今回の会場)でAdrian Lewisと対戦した時に見せた最高のパフォーマンスをもう1度見せたいし、観客の声援がその刺激を与えてくれると信じている"と語っています。また、残り14週あるプレミアリーグの中で、最低でも5回は優勝したいと発言しています。

先週優勝したPriceは、ワールドチャンピオンのMichael Smithと対戦します。Priceはインタビューで"先週勝てたのは運が良かった。まだコンディションは良くないけど、数週間後にはベストパフォーマンスを見せれるようになっている"と語っています。

地元で行われた先週の試合でも勝てず、プレミアリーグでまだ勝利がないJonny Claytonは、ナイト1の優勝者のChris Dobeyと対戦します。Claytonはインタビューで"ナイト1とナイト2では自分にチャンスが回ってきた時に、それを掴むことができなかった。今回のDobeyとの試合では、チャンスを掴む必要がある"と語っています。

Match 1 

Nathan Aspinall vs Michael van Gerwen (日本時間4:10頃)

Aspinallのオッズが3.1倍で、Gerwenのオッズが1.36倍です。過去6年間で16回対戦しており、Gerwenが10勝1分5敗と大きく勝利しています。統計ではGerwenが72.99%の確率で勝利すると予想されています。

直近5試合は全てGerwenが勝利しています。その中の4つがメジャー大会です。プレーヤーチャンピオンシップやヨーロピアンツアーなどのショートフォーマットの試合ではAspinallが多く勝利してます。今年のプレミアリーグでは、まだ1回戦負けをしてない両選手の戦いですが、過去の戦績からGerwenが勝つと思います。

Match 2 

Peter Wright vs Dimitri Van den Bergh (日本時間4:40頃)

Wrightのオッズが1.60倍で、Dimitriのオッズが2.31倍です。過去6年間に13回対戦しており、Wrightが10勝1分2敗と大きく勝ち越しています。統計ではWrightが61.35%の確率で勝利すると予想されています。

Wrightはプレーヤーズチャンピオンシップ1では衝撃の1回戦敗退、2では3回戦敗退をしました。一方Dimitriは、プレーヤーズチャンピオンシップ1では3回戦敗退、2では4回戦敗退とコンスタントにいい成績を残しました。まだプレミアリーグでは1勝もしていないWrightですが、ホームでの試合で観客のサポートがあることと、対戦経歴を見る限り、この試合はWrightが勝つと思います。

Match 3 

Gerwyn Price vs Michael Smith (日本時間5:10頃)

Priceのオッズが1.91倍で、Smithのオッズが1.87倍です。過去6年間に22回対戦しており、Smithが8勝2分12敗と負け越しています。統計ではSmithが52.38%の確率で勝利すると予想されています。

現在ワールドチャンピオンのSmithは、2022年度のプレミアリーグではPriceに3勝0敗と負けなしです。先週おこなれたプレーヤーズチャンピオンシップ1では準優勝のJamie Hughesに4回戦敗退、2ではBest8とコンスタントにいい成績を残しています。一方、ナイト2を優勝したGerwen Priceは出場していません。Price自身、現在ベストコンディションではないと語っているので、ワールドチャンピオンのSmithが勝つと思います。

Match 4 

Jonny Clayton vs Chris Dobey (日本時間5:40頃)

Claytonのオッズが1.73倍で、Dobeyのオッズが2.07倍です。過去6年間で8回対戦しており、4勝4敗と互角です。統計ではClaytonが57.14%の確率で勝利すると予想されています。

まだプレミアリーグで勝利のないClaytonですが、プレーヤーズチャンピオンシップ1では優勝のRyan Searleに敗れBest4、2では3回戦敗退と好成績を残しています。一方、今年のマスターズを優勝し初メジャータイトルをとり、プレミアリーグナイト1を制したDobeyはプレーヤーズチャンピオンシップ1では3回戦敗退、2では1回戦敗退といい成績を残せていません。

Claytonは年明けからいい成績が残せていませんが、先週のプレーヤーズチャンピオンシップで勝利する感覚を取り戻したと思うので、この試合はClaytonが勝つと思います。

 

2023年度移籍したダーツ選手 〜Bull'sからの大量移籍は偶然か必然か〜

昨日、Ricky EvansがBull's NLと契約したことを発表しました。

 

なので今日は2023年度に他のバレルメーカーに移籍したPDC選手について書いていこうと思います。

Ricky Evans 

Evansは現在オーダーオブメリット48位の選手で、テンポの速い投げ方をすることから"Rapid"のニックネームで呼ばれています。2013年にツアーカードを取得してから、現在まで保持し続けています。去年、ターゲットを去ってからどのメーカーに所属するのか注目されていましたが、オランダのBull'sに移籍することが、昨日発表されました。

Rowby John Rodriguez

Rowbyは現在オーダーオブメリット52位のオーストリア出身の選手です。2014年に最初にツアーカードを取得してから2回ツアーカードを失効していますが、同じ年のQ-Schoolで再取得しているので、現在まで途切れることなくPDCの舞台でプレーしています。2021年のワールドカップではMensur Suljovicとペアを組み準優勝しました。RowbyはドイツのBull'sダーツからニュージーランドのShotダーツに移籍しました。

Ross Smith 

Rossは現在オーダーオブメリット17位のイングランド出身の選手です。去年飛躍的に活躍したRossは、ヨーロピアンチャンピオンシップを優勝し、初めてメジャー大会を制覇しました。現在のオーダーオブメリットはキャリア史上最高の順位なので、今年どれくらい順位を上げれるのか楽しみな選手の1人です。RossもRowbyと同様ドイツのBull'sダーツに在籍してましたが、Unicornに移籍しました。

Ronny Huybrechts 

Ronny Huybrechtsは2023年度のQ-Schoolでツアーカードを取得した選手です。RonnyはKim Huybrechtsと兄弟ということでも知られています。兄弟でベルギー代表として出場した2013年のワールドカップでは、準優勝をしました。2019年にツアーカードを失効してから、4年ぶりにPDCの舞台へ戻ってきました。RonnyはLoxleyダーツに所属することが決まりました。

Brian Raman 

Brianは2022年にQ-Schoolを通じて、初めてツアーカードを取得したベルギー出身の選手です。今年ツアーカードを取得してから2年目のシーズンなので、オーダーオブメリット64位に入らないとツアーカードが失効してしまいます。現在オーダーオブメリット81位なので、今年に活躍が必須の選手です。BrianはPerfect nineからドイツのBull'sダーツに移籍しました。

 

今日は、2023年度に他のダーツメーカーに移籍した選手について書いていきました。

昨年度Legendダーツに移籍したオーストリアのMensur Suljovicに加え、ドイツのBull'sダーツからRowby John Rodriguez、Ross Smithと看板選手が一斉に移籍しています。一斉の移籍はただの偶然か、Bull'sに問題があるのか詳しい情報がなくわからないので、今後の動向についてチェックしていこうと思います。

 

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ヨーロピアンツアー ネクストRoss Smithは誰だ

今日は2月下旬から始まるヨーロピアンツアーの仕組みについて書いていこうと思います。

ヨーロピアンツアーのスケジュールについては、下記の記事に書いてあるのでご覧ください。

 

dartsroadtopdc.hatenablog.com

概要

ヨーロピアンツアーとはプレーヤーズチャンピオンシップと同様に、テレビ放送されないプロツアーの1つです。

アーカードを持っていれば全てのプレーヤーズチャンピオンシップに出れますが、ヨーロピアンツアーは出れないことがあります。

その他の違いとしては、プレーヤーズチャンピオンシップは無観客で行いますが、ヨーロピアンツアーは観客の前で開催されます。

2023年度は13大会ヨーロピアンツアーがヨーロッパ各地で開催されます。

出場方法

ヨーロピアンツアーにはトータルで48人出場できます。

プロツアーオーダーオブメリットの上位16人は無条件に出場でき、シードとして2回戦から出場します。

毎大会ごとにシード権を持っていないツアーカードホルダーで、ノックアウト方式の予選が行われ、ベスト24に残った24人が出場できます。

残りの8人の選出方法は大会ごとによって変わったりしますが、基本的に

  • アソシエートメンバー予選から2人 (その年のQ-Schoolに出場し、ツアーカードを獲れなかった選手が出場できる)
  • 開催される国のプロツアーランキング上位2人
  • 開催国の予選から2人(開催国出身の選手なら基本的に出場できる)
  • 北欧とバルト予選から1人 
  • 東ヨーロッパ予選から1人
賞金
  • 優勝 £25,000 (約400万円)
  • 準優勝 £10,000 (約160万円)
  • Best4 £6,500 (約104万円)
  • Best8 £5,000 (約80万円)
  • 3回戦敗退 £3,000 (約48万円)
  • 2回戦敗退 £2,000 (約32万円)
  • 1回戦敗退 £1,000 (約16万円)
  • 合計  £140,000 (約2240万円)

£1=160.57円 (2/14時点)

ヨーロピアンチャンピオンシップ

毎年10月の終わりにヨーロピアンチャンピオンシップが開催されます。

出場者はその年のヨーロピアンツアーオーダーオブメリット上位16人で、テレビ放送もされるメジャー大会の1つです。

2022年度にはRoss Smithが優勝し、初めてメジャータイトルを取りました。

Ross Smithはヨーロピアンツアーオーダーオブメリット27位と下位でしたが、Joe Cullen、Dimitri Van den Bergh、Peter Wright、Chris Dobey、Michael Smithとビッグネームを倒し優勝しました。

また、Michael Smithとの決勝の試合はテレバイズドパフォーマンスオブザイヤーという賞を得ました。

この賞の詳細については、下記の記事に書いてあるのでご覧ください。

 

dartsroadtopdc.hatenablog.com

 

ヨーロピアンチャンピオンシップの詳しい内容については、次の記事で書いていこうと思います。

 

 

 

プレイヤーズチャンピオンシップ2 言葉ではなくダーツが全てを話す

今日は昨日行われた2戦目のプレイヤーズチャンピオンシップの結果について書いていこうと思います。

前回のプレイヤーズチャンピオンシップについては下記の記事に書いてあるのでご覧ください。

 

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優勝

優勝は現在オーダーオブメリット8位の、Danny Noppertでした。

  • ベスト128 Dylan Slevin (99.23)*
  • ベスト 64 Connor Scutt (94.93)
  • ベスト 32 Vladimir Andersen (94.01)
  • ベスト 16 Jamie Hughes (100.70)
  • ベスト 8 Callan Rydz (93.66)
  • ベスト4 Brendan Dolan (90.46)
  • 決勝 Simon Whitlock (100.70)

*()内はDanny Noppertのアベレージ

前回のプレーヤーズチャンピオンシップで決勝まで進んだJamie Hughesをベスト16で倒し、2018年のプレーヤーズチャンピオンシップ20、2022年のプレイヤーズチャンピオンシップ19に続き3回目の優勝をしました。

優勝の瞬間は下記の動画で見ることができます。

Noppertは2022年度にUKオープンを優勝し、自身初のメジャータイトルを獲得しました。その後もメジャー大会で上位に入り、2022シーズンは自身最高のオーダーオブメリット8位を取りました。十分な実績があるのでプレミアリーグのメンバーに選ばれると予想されていましたが、残念ながら落選してしまいました。しかしNoppertは、選考に対しての文句や自分の意見などをSNS上などで言わず、結果で自分の意見を示しました。

準々決勝
  1. Luke Humphries (101.96) 6-5 James Wade (100.54)
  2. Simon Whitlock (94.81) 6-5 Richard Veenstra (95.31) 
  3. Brendan Dolan (97.27) 6-3 Michael Smith (84.36) 
  4. Danny Nopprt (93.66) 6-4 Callan Rydz (84.69) 
準決勝
  1. Simon Whitlock (100.30) 7-4 Luke Humphries (95.82) 
  2. Danny Noppert (90.46) 7-3 Brendan Dolan (93.97) 
注目ポイント

プレーヤーズチャンピオンシップ1で優勝したRyan Searleがまさかの1回戦負けをしました。

Chris Dobey、Gary Anderson、Daryl Gurneyなどのビックネームも初戦敗退でした。

2023年度のQ-スクールでツアーカードを取得したRichard Veenstraが、Rob Crossなどを倒し初の準々決勝まで進みました。

 

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プレイヤーズチャンピオンシップ1 ヘビーメタルのリベンジ

今日は昨日行われた2023年度最初のプレイヤーズチャンピオンシップの結果について書いていこうと思います。

プレイヤーズチャンピオンシップのスケジュールについては下記の記事に書いてあるのでご覧ください。

 

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優勝

優勝は現在オーダーオブメリット15位の、ヘビーメタルのニックネームで呼ばれているRyan Searleでした。

  • ベスト128 6-3 Daniel Klose (91.38)*
  • ベスト64 6-1 Florian Hempel (95.42) 
  • ベスト32 6-5 Keegan Brown (95.15)
  • ベスト16 6-4 Luke Humphries (100.93) 
  • ベスト8 6-5 Dirk van Duijvenbode (93.95)
  • 準決勝 7-4 Jonny Clayton (95.39)
  • 決勝 8-4 Jamie Hughes (100.75)

*()内はRyan Searleのアベレージ

プロツアーオーダーオブメリット1位のHumphries、8位のDuijvenbode、13位のClaytonを倒し、2020年のプレイヤーズチャンピオンシップ3、2021年のプレイヤーズチャンピオンシップ22、2022年のプレイヤーズチャンピオンシップ11に続き4回目の優勝をしました。

優勝の瞬間は下記の動画で見ることができます。

去年のプレイヤーズチャンピオンシップ1では決勝でLuke Humphriesに負けてしまいましたが、今年はベスト16でLukeを倒し、リベンジを果たし優勝することができました。

準々決勝
  1. Ryan Searle (93.95) 6-5 Dirk van Duijvenbode (94.07)
  2. Jonny Clayton (101.91) 6-1 Dave Chisnall (87.42)
  3. Jamie Hughes (90.04) 6-4 Callan Rydz (99.63)
  4. Dylan Slevin (91.53) 6-5 Daryl Gurney (86.78) 
準決勝
  1. Ryan Searle (95.39) 7-4 Jonny Clayton (102.69) 
  2. Jamie Hughes (89.33) 7-2 Dylan Slevin (89.83) 
注目ポイント

今年の1月にイギリスのQ-Schoolでツアーカードを初めて取得したDylan Slevinが初のプレーヤーズチャンピオンシップで準決勝まで進みました。

2022年のデベロップメントツアーのオーダーオブメリット2位に入り、ツアーカードを取得したJurjen van der Veldeが、初めてのプロツアーでRaymond van Barneveldなどを倒しBest16まで進みました。

Q-School以外のツアーカードの取得の方法については、下記の記事に書いてあるのでご覧ください。

 

dartsroadtopdc.hatenablog.com

 

Peter WrightがSteve Beatonに6-2で敗れ初戦敗退しました。

Michael van Gerwen、Joe Cullen、Jose de Sousaなどのビックネームも初戦敗退でした。

 

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プレイヤーズチャンピオンシップファイナル (Players Championship Finals)

2023年度のプレイヤーズチャンピオンシップの初戦が今日始まるということで、今回はプレイヤーズチャンピオンシップファイナルについて書いていこうと思います。

概要

プレイヤーズチャンピオンシップファイナルはPDCが年に1度主催している2009年から開催されているメジャートーナメントです。毎年11月の金、土、日の3日間にかけ行われます。

年間に30回のプレイヤーズチャンピオンシップが行われ、その上位64人の選手が出場できます。

フォーマット

ランキング1位は64位の選手、2位は63位の選手と対戦という形でトーナメント表が組まれます。

1回戦と2回戦はベストオブ11レグ、3回戦と準々決勝はベストオブ19レグ、準決勝と決勝はベストオブ21レグで対戦します。

賞金額

2019年から賞金は変わっていません。

  • 賞金総額 £500,000 (約79,300,000円)
  • 優勝 £100,000 (約15,900,000円)
  • 準優勝 £50,000 (約7,930,000円)
  • Best 4 £25,000 (約3,960,000円)
  • Best 8 £15,000 (約2,380,000円)
  • 3回戦敗退 £10,000 (約1,590,000円)
  • 2回戦敗退 £5,000 (約790,000円)
  • 1回戦敗退 £2,500 (約396,000円)

*£1 = 158.53円 (2/11時点) 

歴代優勝者
  • Phil Taylor (2009, 2011, 2012) 
  • Paul Nicholson (2010)
  • Kevin Painter (2011)
  • Michae van Gerwen (2013, 2015, 2016, 2017, 2019, 2020, 2022) 
  • Gary Anderson (2014) 
  • Daryl Gurney (2018) 
  • Peter Wright (2021) 
9ダーツ

プレイヤーズチャンピオンシップファイナルでは合計3回の9ダーツが出ました。

  • Alan Norris (1回戦, 2016)
  • Michael van Gerwem (2回戦, 2019)
  • Michael van Gerwen (決勝, 2022) 
最高平均
  1. 112.05 Dirk van Duijvenbode (3回戦, 2022)
  2. 111.58 Phil Taylor (準々決勝, 2013)
  3. 111.12 Ian White (1回戦, 2018)
  4. 110.62 Gary Anderson (2回戦, 2014) 
  5. 110.02 Gary Anderson (準々決勝, 2018) 
  6. 110.01 Michael van Gerwen (準々決勝, 2020)
  7. 109.54 Simon Whitlock (3回戦、2012)
  8. 108.76 Ryan Meikle (1回戦, 2021)
  9. 108.75 Gerwyn Price (準々決勝, 2019) 
  10. 108.74 Jelle Klaasen (2回戦, 2014)
2022年度の結果

2022年の優勝は決勝で9ダーツと170チェックアウトをしてMichael van Gerwenでした。

準々決勝

  • Jonny Clayton (96.17) 10-3 Callan Rydz (90.58) 
  • Rob Cross (104.17) 10-3 Dirk van Duijvenbode (94.62) 
  • Luke Humphries (102.85) 10-3 Joe Cullen 94.72
  • Michael van Gerwen (100.75) 10-7 Danny Noppert (95.30)

準決勝

  • Rob Cross (97.83) 11-7 Jonny Clayton (93.86) 
  • Michael van Gerwen (101.59) 11-5 Luke Humphries (93.90)

決勝

  • Michael van Gerwen (99.92) 11-6 Rob Cross (100.33) 

 

 

 

プレミアリーグ Night 2 赤いアイスマンの復活

今日は日本時間の明け方に行われたプレミアリーグ2戦目の結果について書いていこうと思います。

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ナイト2の優勝者はGerwyn Price。ホームのウェールズでNathan Aspinallを6-3で下し優勝しました。

過去の記事で観客の有無とダーツのパフォーマンスは相関性がほとんどないと証明されましたが、Priceはホームゲームでブーイングが全くなく気持ちよくプレーしているように見えました。

 

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上記の記事の実験では、ブーイングが選手のパフォーマンスにどのように影響するのかは考慮していなかったので、データが揃えばその検証をしてみようと思います。

結果

Best 8 

  • Michael Smith (100.01) 6-3 Jonny Clayton (89.37) 
  • Nathan Aspinall (105.22) 6-3 Peter Wright (97.22) 
  • Gerwyn Price (93.56) 6-5 Chris Dobey (92.37) 
  • Michael van Gerwen (95.55) 6-4 Dimitri Van den Bergh (94.83) 

準決勝

  • Nathan Aspinall (105.39) 6-4 Michael Smith (91.09) 
  • Gerwyn Price (96.88) 6-5 Michael van Gerwen (110.75) 

決勝

  • Gerwyn Price (97.32) 6-3 Nathan Aspinall (93.09) 

ナイト1で優勝したChris Dobeyが今回優勝のGerwyn Priceに1回戦で負け、ポイントを獲得できませんでした。Peter WrightとJonny Claytonはナイト1に続き、今回も初戦負けでいまだにポイントを獲得できていません。

Aspinallは7回180を出し、40%のチェックアウト率で勝利したので、Peter Wrightの敗北は納得です。しかし、Claytonは自分が先攻のターンのアベレージが82.2と低く(Smithは98.8)、Smithにブレイクを許す場面が多くあり、コンディションの悪さが見えました。

注目の場面

Priceのホームカーディフでの優勝

Aspinallの幻の9ダーツ (途中1本落下したので記録は10ダーツ)

SmithのD20D20で上がった137 

Wrightの150チェックアウト

回収率

予想については下記の記事をご覧ください。

ほぼ自分の予想通りに試合が進み4試合中3試合的中しました。

唯一外したのはPrice対Dobeyの試合です。Dobeyは勝つと予想した試合には負け、負けると予想した試合には勝つので、自分の中では非常にトリッキーな選手です。

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今回の回収率は

自分の予想もAIの予想も4試合中3試合当てたのですが、Aspinallの勝利を当てたのが大きく、回収率は約130%とプラスになりました。やはり、過去の対戦成績は試合結果に少なからずとも影響すると思います。

ランキングテーブル

ナイト2が終わった時点でのランキングは上記になっています。

1位は5ポイントで3人います

  • ナイト1を優勝したがナイト2は初戦敗退したDobey
  • ナイト1は初戦負けしたがナイト2を優勝したPrice
  • ナイト1で準優勝、ナイト2でBest4のGerwen 

WrightとClaytonは1度も勝てず0ポイントのままです。