ワールドグランプリ
BoyleSports World Grand Prixは1998年からPDCが毎年10月に開催しているビッグトーナメントです。
2021年からはイギリスのレスターで行われBoyleSportsは現在のスポンサーの名前から取っています。
フォーマット
テレビ中継されるトーナメントで唯一ダブルインダブルアウトの大会です。
この大会はノックアウトトーナメント方式をとっており
1stラウンド: Best of 3 sets
2ndラウンド: Best of 5 sets
準々決勝: Best of 5 sets
準決勝: Best of 7 sets
決勝: Best of 9 sets
となっています。
歴代優勝者
1998 Phil Taylor (94.61)
1999 Phil Taylor (92.59)
2000 Phil Taylor (91.32)
2001 Alan Warriner (83.52)
2002 Phil Taylor (100.17)
2003 Phil Taylor (94.80)
2004 Colin Lloyd (85.29)
2005 Phil Taylor (90.74)
2006 Phil Taylor (88.24)
2007 James Wade (86.03)
2008 Phil Taylor (97.81)
2009 Phil Taylor (97.07)
2010 James Wade (88.92)
2011 Phil Taylor (90.29)
2012 Michael van Gerwen (87.53)
2013 Phil Taylor (97.67)
2014 Michael van Gerwen (90.81)
2015 Robert Thornton (90.79)
2016 Michael van Gerwen (100.29)
2017 Daryl Gurney (88.50)
2018 Michael van Gerwen (88.85)
2019 Michael van Gerwen (94.74)
2020 Gerwyn Price (88.19)
2021 Jonny Clayton (94.44)
2022 Michael van Gerwen (91.07)
Top10 最高平均
アベレージが100を超えた試合は20回ありPhil Taylorがそのうちの9回を占めています。
106.45 Alan Warriner (2001, 1st ラウンド)
104.86 Gary Anderson (2013, 1st ラウンド)
104.47 Michael van Gerwen (2013, 1st ラウンド)
103.09 Michael van Gerwen (2016, 準々決勝)
103.02 Phil Taylor (2011, 準決勝)
102.85 Dave Chisnall (2020, 1stラウンド)
102.48 Phil Taylor (2010, 1st ラウンド)
102.26 Phil Taylor (2011, 1st ラウンド)
101.75 Phil Taylor (2010, 2nd ラウンド)
101.71 Phil Taylor (1999, 準々決勝)
9 Darts
ダブルインのルールにより9ダーツがとても難しくなりました。なぜなら最後にインナーブルを入れないと9ダーツが達成できないからです。
Brendan Dolan (2011, 準決勝)
James Wade (2014, 2nd ラウンド)
Robert Thornton (2014, 2nd ラウンド)
長い歴史のうち9ダーツを達成したのは3人しかいません。そして全員が160 (D20, T20, T20), 180 (3*T20), 161 (T20, T17, インナーブル)のコンビネーションで9ダーツを達成しています。
賞金
賞金が2021年度の£450,000から2022年度は£600,000まで上がりました。
賞金の内訳は
優勝: £120,000 (19,000,000円)
準優勝: £60,000 (9,600,000円)
Best 4: £40,000 (6,400000円)
Best 8: £25,000 (3,990,000円)
2nd ラウンド: £15,000 (2,400,0007円)
1st ラウンド: £7,500 (1,200,000円)
£1 = 159.98円(2023/1/7時点)
出場者
2022年度は32名の選手が参加しました。
内訳はPDC Order of Meritの上位16人とPro Tour Order of Meritの上位16人でPDC OoMの上位16人に入っていない選手です。
2022年度の優勝はMichael van Gerwen, 準優勝はNathan Aspinall, Best4はGerwyn PriceとPeter Wrightでした。
