Q-school
Q-SchoolとはQualifying Schoolの略称でPDCのツアーカードを取るために行われる1年に1回のビッグトーナメントです。
2023年度のQスクールには馬場善久選手が出場します。
ご報告です!
— 馬場善久 (@88yoppy88) 2023年1月2日
プレイヤーとして応援してくれている方々に伝えておきたいと思い書きました。
長いし、伝わりにくいかもしれませんが読んでいただけると嬉しいです!
宜しくお願いします😁 pic.twitter.com/p3xxbzmNPv
歴史
QスクールはPDCが2011年に導入したシステムです。目的としてはアマチュア選手とツアーカードを失効したPDC選手が今後2年間プロのレベルでプレーする能力を得る機会として作られました。
Qスクールは毎年1月に数日間にかけ行われトップの成績を残した選手はツアーカードというPDCの大会に出れる権利を得ることができます。
場所
Qスクールへの参加者が近年増加しているので現在は2つの地域で行われています。
- UK Q-School (ミルトンキーンズのMarshallアリーナ)
- European Q-School (ドイツのニーダーンハウゼンにあるH + ホテル)
European Q-Schoolにはイギリス、アイルランド、ジブラルタル以外のヨーロッパ国籍のすべての選手が出ることができます
上記に名前が出た3カ国はUK Q-Schoolに出場できます。
ヨーロッパ以外の出身の選手はUKかEuropeanのどちらのQ-Schoolに挑戦するか選択することができます。
Q-Schoolの出場者
16歳以上のダーツ選手なら誰でも出場できるオープントーナメントです。
Q-Schoolに出場したがツアーカードを取得できなかった選手はPDPA Associateメンバーになり
上記にイベントに1年間出場することができます。
Q-Schoolの仕組み
Qスクールはファーストステージとファイナルステージに分かれています。
ファイナルステージには128人が出場できます。
ファーストステージは3大会が3日間にかけ行われ1大会8人の準々決勝出場がファイナルステージに自動的に出場できます。残りの枠は3日間を通したオーダーオブメリットで決まります。
ファイナルステージは4日間にかけ行われます。1日1大会行われ優勝者には自動的にツアーカードが与えられます。そして残りのツアーカードの振り分けをファイナルステージのオーダーオブメリットで決めます。
前年にPDCのツアーカードを失効した選手と前年のChallenge TourとDevelopment Tourで3位から5位になった選手はファイナルステージに自動的に進出となります。
2023年度
2023年はEuropean Q-Schoolには450人が参加し14個のツアーカード、UK Q-Schoolには411人が参加し13個のツアーカードを巡り争うことになります。