ツアーカードホルダーの登竜門と夢の舞台への切符 ~プレーヤーズチャンピオンシップ~
今日はプレーヤーズチャンピオンシップの仕組みについて書いていこうと思います。
プレーヤーズチャンピオンシップは、新しくツアーカードを取得した選手が初めて出場するトーナメントです。日本のダーツシーンに例えると、JapanやPerfectみたいなものです。また、テレビ放送の大会への参加資格を獲得するチャンスの場所でもあります。
プレーヤーズチャンピオンシップは128人全てのツアーカードホルダーが出場できます。もし出場しないツアーカードホルダーがいたら、人数分の補填をチャレンジツアーのオーダーオブメリット順で行います。
チャレンジツアーについては下記の記事をご覧ください。
2023年度は30個のプレーヤーズチャンピオンシップが行われます。
賞金とランキング
- 合計 £100,000 (約1620万円)
- 優勝 £12,000 (約200万円)
- 準優勝 £8,000 (約130万円)
- Best 4 £4,000 (約65万円)
- Best 8 £3,000 (約48万円)
- 4回戦 £2,000 (約32万円)
- 3回戦 £1,250 (約20万円)
- 2回戦 £750 (約12万円)
- 1回戦 N/A
£1=161.54円 (2/18時点)
プレーヤーズチャンピオンシップで得た賞金は、PDCオーダーオブメリット、プロツアーオーダーオブメリット、プレーヤーズチャンピオンシップオーダーオブメリットに加算されていきます。上記3つのオーダオーオブメリットはテレビ放送の出場資格に大きく関係があります。例えば、先月行われChris Dobeyが初タイトルをとったMastersは、PDCオーダーオブメリットの上位24選手が出場できるメジャー大会でした。
試合進行
1回戦から3回戦は16個のボードを使い進行されます。そのうちの2つは中継されるボードで、PDCTVに入会していれば世界中からどこでも見ることができます。
Professional Darts Corporation | PDC | TV
上記はPDCTVのリンクです。入会方法については別の記事で書いていこうと思います。
プレーヤーズチャンピオンシップには観客がおらず、テレビ中継される大会と違い静かな環境で行われます。
フォーマット
- 1回戦からBest 8 ベストオブ11レグ
- 準決勝 ベストオブ13レグ
- 決勝 ベストオブ15レグ
最終戦
30大会が全て終わった後、プレーヤーズチャンピオンシップファイナルが行われます。プレーヤーズチャンピオンシップファイナルには、プレーヤーズチャンピオンシップオーダーオブメリット上位64人の選手が出場できます。
プレーヤーズチャンピオンシップファイナルについては下記の記事をご覧ください。
今日はプレーヤーズチャンピオンシップの仕組みについて書いていきました。
プレーヤーズチャンピオンシップで活躍をし、賞金額を積み重ねていけば、ワールドチャンピオンシップ、ワールドマッチプレイ、ワールドグランプリなどの夢の舞台への出場権を獲得することができます。
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