スティールダーツ備忘録

PDCの事やダーツの練習法について発信します。

2023年度Q-School合格者(ヨーロッパ編)

今日は7日間かけ行われ昨日終了したQ-Schoolに合格しツアーカードを取得した選手について書こうと思います。

 

前回はイギリスのQ-Schoolを合格した選手について書きました。

 

dartsroadtopdc.hatenablog.com

 

今回はヨーロッパのQ-Schoolを合格した選手について書こうと思います。

Q-School 

今回ヨーロッパのQ-Schoolには参加者450人に対し14個のツアーカードが割り振られました。

4日間にかけ4大会行われ、大会の優勝者は自動的にツアーカードが与えられます。

余った10個のツアーカードは4大会通したオーダーオブメリットの上位10人で振り分けます。

 

Q-Schoolの詳細については下記の記事に書いてあるのでご覧ください。

 

dartsroadtopdc.hatenablog.com

優勝者

イベント1: Jeffrey Sparidaans (アベレージ91.25)

29歳のオランダ出身の選手で、Ronny Huybrechtsを決勝で6-2で倒し初めてツアーカードを手にしました。2022年度以前はBDOやWDFでプレーをしていました。

 

イベント2: Corey Cadby (アベレージ96.45) 

27歳のオーストラリア出身の選手で、Karel Sedlacekを決勝で6-3で倒し3年ぶりのツアーカードを手にしました。彼は2016年のWorld Youth Championshipの優勝者で2018年位ツアーカードを取得しその年のUK Openで準優勝も取りました。2020年度はTop64に入りツアーカードを保持する権利は持っていましたが、オーストラリアからUKへのツアーの参加が難しくツアーカードを手放しました。

 

イベント3: Jeffrey De Zwaan  (アベレージ95.41)

26歳のオランダ出身の選手で、Maik Kuivenhovenを6-3で倒し、2023年にツアーカードを失ってからわずか2週間で取り戻しました。2018年のWorld MatchplayではBest4を取りWorld Championshipにも4回出場し最高成績は2020年の4回戦です。

 

イベント4: Robbie Knops (アベレージ87.66)

40歳のベルギー出身の選手で、RIchard Veenstraを6-4で倒し、初めてツアーカードを手にしました。PDCに参戦する前はWDFでプレーをしていました。

オーダーオブメリット

オーダーオブメリットから上位10人がツアーカードを取得しました。

ランキング順に

1位: Maik Kuvenhoven 

34歳のオランダ出身の選手で2023年度にTop64に入れずツアーカードを失効し2週間で取り戻しました。World Championshipにも2021、2022と出場し、最高成績は2022年の2nd ラウンドです。

 

2位: Richard Veenstra

41歳のオランダ出身の選手でツアーカードを初めて取得しました。主にBDOやWDFでプレーをしておりWDFのWorld Championshipで2回Best4に入るなど好成績を収めている選手です。

 

3位: Niels Zonneveld

24歳のオランダ出身の選手で2023年度にTop64に入れずツアーカードを失効し2週間で取り戻しました。World Championshipにも2回(2021、2023)出場経験がありどちらも1回戦で負けています。

 

4位: Pascal Rupprecht 

22歳のドイツ出身の選手でダーツを初めて2年でツアーカード取得しました。これまでPDCのトーナメントにも参加経験はなく今後が期待されている若手の1人です。

 

5位: Ronny Huybrechts

57歳のベルギー出身の選手で3年ぶりのツアーカードを取得しました。Kim Huybrechtsは彼の弟ワールドカップにともに出場し2013年は準優勝しました。個人としてはWorld Championshipに2014年から2018年と5回出場をし最高成績は2nd ラウンドです。

 

6位: Karel Sedlacek 

43歳のチェコ出身の選手で1年ぶりにツアーカードを取得しました。2018年からPDCでプレーをし始めWorld Championshipに3回出場をし(2019,2021,2023)最高成績は2ndラウンドは痛いです。ワールドカップにはチェコ代表として6年連続出場していますが、すべて1回戦敗退と好成績を残せていません。

 

7位: Jacques Labre 

40歳のフランス出身の選手で初めてツアーカード取得しました。またフランス人として初めてツアーカードを取得した選手でもあります。ソフトダーツでも活躍した選手でダーツライブチャンピオンシップのフランス大会で優勝したこともあります。もともとWDFでプレーしていた選手で2022年のWDF World Mastersでは5回戦まで進出した実力のある選手です。

 

8位: Daniel Klose 

43歳のドイツ出身の選手で初めてツアーカードを取得しました。2019年にはヨーロピアンDarts Grand Prixにも出場し1回戦で負けています。

 

9位: Gian Van Veen 

20歳のオランダ出身の選手で初めてツアーカードを取得しました。2022年度はツアーカードを持っていませんでしたが、Players Championshipで決勝まで進出しGerwyn Priceに敗北しました。 

 

10位: Owen Roelofs 

20歳のオランダ出身の選手で初めてツアーカード取得しました。もともとWDFでプレーしており2022年のWDF World Mastersでは準々決勝まで進出し香港のFB leung選手に敗北しました。

 

以上が2023年度のヨーロッパのQ-Schoolでツアーカードを取得した選手です。

 

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